2017.12.11
歯周病の現状

01. 私たちは歯周病の治療に特に力を入れて取り組んでいます
入れ歯を使わずに一生自分の歯で噛みませんか?
年齢を経ていく上で患者さんが入れ歯(義歯)を使うようになる理由のほとんどの原因が歯周病と虫歯です。
まず、この病気の恐ろしい点は患者さん自身に自覚症状(痛みなど)がほとんどなく、まったく気づかない状態で進行する点にあります。そして歯周病(歯槽膿漏)を主訴として当医院に来院される患者さんのほとんどは、かなり病気が進行しています。

02. 日本では成人の方の80%の方が歯周病にかかっていると言われています
放置しておくと膿がでたり、口臭がひどくなり、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
歯肉が腫れたり、歯が動いたりしてしまった場合は、病気の経過が長い場合が多いために、治療にも時間がかかります。治療は早いに越したことはありませんが、このような方は、じっくりと腰を据えて通院して下さるようお願いします。

03. 歯周病の治療方法
歯周病治療および長期的な管理には、歯科衛生士が担当制で当たらせて頂いております。歯科衛生士は歯周病の専門家ですのでご安心ください。また、ご要望、ご質問などは担当歯科衛生士に直接お申し付けください。
当院では、歯周病が進行しそうな患者さんには、ご本人が自覚していない場合でも、あらかじめ歯周病についてご説明するよう心掛けております。
歯周病は予防が第一です。私たちの言葉にぜひ耳を傾けて下さい。

04. 歯周病の治療が終わったら
お口の中の状態が完全ではないが、一応症状が改善されたと判断されたら当院では、先ず1ヵ月に1回程度の通院で状態をチェックし必要によりクリーニング等を行います。
プラークコントロールが良く安定してきたら、少しずつ間隔をあけます。